2011年7月の独り言

11日(月)晴れてます。暑いー!!

土曜日曜と本番があり、今朝もレギュラー合唱団の練習に参加して帰宅。さすがに身体は疲れていますが、充実感と安堵感があり、今パソコンの前に座ってホッとしています。

土曜日の京都楽友合唱団演奏会。最初は立ち見の方もお見受けするほどの大入り。途中アナウンスで「座席をお詰め合わせ下さい」とお願いして、なんとか皆座れたようです。
実はこの演奏会をもってこの団を退く事にしました。理由はひとつではないのですが、一番大きな理由は毎週金曜夜という練習時間にありました。昨年から土日に本番が入る事が激増し、前日夜に家を空けなければならないのが思ったより大変だったのです。もちろん準備や練習はそれまでに済ましておけばいいのかもしれませんが、体調も含めてなかなかに調整が難しく、皆さんと毎週お目にかかれないのは残念ですが、今後健康で活動を続けていくためにも決断しました。
演奏自体は、リハーサルまで「どうなるのか。。」と不安になる箇所がいくつもありましたが、本番ではいい集中力でそれをカバーされていたように思います。英語も頑張りましたね!アンコールにも好評を頂きました。あの歌は、団員の皆さんも気に入って歌って下さったようです。推薦して良かった!!

昨日は岐阜のサラマンカホールにて、うた・ふぐるまのコンサート。こちらもほぼ満席のお客様に恵まれ、大変気持ち良く過ごす事ができました。前日に楽友で混声版「赤い鳥小鳥」を、この日は女声版「赤い鳥小鳥」を演奏したのですが、どちらの日も、もうこの作品がまるで自分の子供であるかのような愛着を持ちながら弾いていました。2ステで伴奏された西村先生は、昨年の演奏会直前に腕をこわされて、舞台をキャンセルなさっていたので、二年振りのふぐるま演奏会復活演奏という事になります。その事だけで、既に何人もの人が感激なさっていたようです。3ステでは、ブラームスの「愛の歌」(女声版)を、第一ピアノの西村先生が「クララシューマン」、第二ピアノのワタクシが「ブラームス」という設定(?)で連弾伴奏。これが意外となかなか楽しい時間でした。「くちびるに歌を」(女声版初演)では、前奏で非常に気持ちよくその世界に入っていく事ができ、集中しつつ楽しめた良い時間となりました。この名曲たちを生み出す信長さん、いやはや本当に大尊敬です!!

この後も次々弾く機会がありますが、この土日の充実度は今後のワタクシを強く支えてくれるものとなりました。楽友の皆さん、佐藤先生、津幡先生、ふぐるまの皆さん、雨森先生、また各日とも裏方で支えて下さったスタッフの皆様、ありがとうございました。ワタクシ宛に差し入れなどお気遣いを下さった方々、ありがとうございます。また、日曜日岐阜に遠く大阪から来てくれた女声合唱ゆきやなぎの五名様、多治見のお母さんとようせい仲間のお三方、ナチュールや20世紀の会でご一緒している皆さん、実家の母、本当にありがとうございます。これからもご声援をよろしくお願いいたします。

ちなみに、ふぐるまの演奏会は来年7月22日、会場は同じくサラマンカホールです。今回来られなくて悔しかった方々、是非スケジュール表に今から書き込みを!!


25日(月)雷が鳴ったり、光ったり。

土日は、おかあさんカンタートin岐阜に参加しました。両日ともお天気は快晴!長良川ごしに金華山頂の岐阜城を眺めつつ、実にいい時間を過ごす事ができました。
今回は雨森先生講座担当ピアニストという事で、一日目には「うたのブーケ」から「花」「花の街」「早春賦」「おぼろ月夜」「ひまわりの風」の5曲、そして二日目には三善先生の「光のとおりみち」から「麦藁帽子」「やがて秋・・・」、「三つの夜想」から「淡いものに」「或る死に」、「三つの抒情」から「北の海」「ふるさとの夜に寄す」という、なんというか超ウルトラスペシャルな難曲たちと向き合ってきました。はふぅ。。いやはや、さすがに二日目が終わると疲労困憊でした。。ワタクシ自身は、今まで本当に不勉強で、雨森先生と出会うまでなかなか触れる事のなかった三善作品、足りない知識や技術を気合いでカバー(できたのか??)しつつ、とにかく精一杯弾いてきました。自分の至らなさに、当日を迎えるまでも含めて何度も泣きたくなりましたが、参加された皆さんの熱心な姿勢や笑顔を見て、そのたび救われた気持ちになったのです。感謝感激です。
会場でご挨拶した際に少し申しましたが、なんとなく敬遠されがちな三善先生の特に女声合唱のための作品を、講座に参加した方はもちろん、会場で聴いて下さった方の中にもこの機会に見つめ直せた方もいらしたのではないでしょうか。ぜひ自分たちの団に帰って、選曲をする際には三善作品を取り入れてみて下さい。その曲に踏み込んでみる事で、指揮者、ピアニスト、歌い手の誰もが、必ず一歩も二歩も先へ進むきっかけになるはずです。たしかに譜読みに時間がかかるかもしれないし、アンサンブルできるまでに道のりは遠いかもしれないけれど、そうしていく中で、その曲だけでなく他の曲の景色までが今までと違って感じられたりする事もあるのです。
雨森先生はじめ、講師の先生方、連盟スタッフの方々、本当にお世話になりました。また、会場のいたるところでワタクシに声をかけて下さった皆様、ありがとうございます。その声のおかげでずいぶん元気をチャージできました!まだまだだけど、まだまだだから、もっと前へ前へ、です!

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