2006年4月の独り言

1(土)花粉症出た。。

友人の「結婚します!」というメールにだまされました。やられた。。それにしても、今までの人生でエイプリルフールに誰かをだまして成功した試しがありません。とほほ。


2(日)ずっと一日中雨降り。

おとといから一泊でダンナが出張で天橋立に行って、お土産に買って来てくれた「鯖のへしこ」を夕食に頂く事に。炊飯器を開けるとごはんが少しだけ残っていたのですが、「多分これでは足りないと思うよ!」と言われ、余っていたのを冷凍にして、炊き直しました。
グリルで焼いている時からかなり香ばしい匂いがして、いい予感はしていました。食べてみると正に糠好きにはたまらない美味しい珍味です。糠がしょっぱ過ぎるという人は、固くしぼった清潔な布巾などでていねいに拭き取るようにすればいいと思います。私はダンナの勧める通りに、糠は軽くこそげ取るくらいにして、食べやすい大きさに切って焼きました。
予感のとおり、ご飯が進む進む(苦笑)。ちょっと食べ過ぎたかもー。


8(土)晴れー!桜は満開です!

昨日、やっと写真を撮りました。演奏会のプロフィール用のです。急ぎで必要だったのですが、なかなか時間がとれず、無理矢理ダンナに頼み込んでスタジオで撮ってもらいました。
写真を撮られるのは昔からどうも苦手です。記念撮影で「はい、チーズ!」と言われるとそれだけで気負ってしまって、「カシャッ!」と同時にまぶたを「パツッ!」と閉じてしまうタイプ(苦笑)。今まで何気なくワタクシの写真をご覧になっていた方!あれは奇跡のカットだったのです(笑)。
そして、ついに今年度からパンフレットなどの写真は新バージョンに変わります。ファンでもない限り楽しみにするほどの事はありませんが(笑)。でも、苦手な事も積極的に克服しようと頑張っていれば、なんとかなるものだという一枚です。ちゃんと目ぇ開いてますよ(笑)。


11(火)この雨で裏庭が桜の花の絨毯敷いたみたいになってます。

去年デビューした花粉症、やっぱり今年も発症し、ついに鼻炎の検査をする決意をして病院に行きました。パッチテストみたいなのかと思っていたら、血液検査でした。一週間後くらいに結果が出ます。病院に行くまでにいっつも時間がかかるんです、ワタクシの場合。サッと行きゃあもう少しはやく身体が楽になるだろうのにね。わかっててもスッとは動けないんだよなぁ。


12(水)降ったりやんだり。

ゆきやなぎの練習後、何人かと一緒に昼食を食べに行った時の会話。
「私、いつまで歌っていられるかしらーって時々ふと考えるんだけど、昨日の夜に自分の指先のマニキュアがはがれかけてるのを見つけて、ちょっと塗り直したりしたのよ。そうやって気にするところをみると、まだ大丈夫かも、と思うのよー。」「そうそう、時々ちょっと自分の事を気にしながら過ごす事が結構だいじなのよねー。」
マニキュアを気にしてらっしゃるのは団内最高齢の方。それに答えるのはお孫さんがこの春中学生になった方。どちらの方も見た目から若くておしゃれで、いい笑顔の持ち主なのです。そして、そこにいた団員さんは皆、今練習中の「思い出すために」(寺山修司作詞、信長貴富作曲)が気に入っているらしく、
「早くうまく歌えるようになりたい!」
と練習テープを繰り返し聴いたり、個人で発声を習ったりする人もいて意欲的です。楽しげなおしゃべりを聞きながら密かに嬉しくなってしまいました。私が「この仕事を続けてて良かった!」と感じる瞬間です。これからも「ゆきやなぎらしい」いい歌、歌い続けましょうねっ!


18(火)晴れてます。

今朝はこのゴールデンウィークにある「シリンクスの会(水越典子門下によるフルートの音楽会)」に出演する諏訪さんとの合わせでした。本番前に2度、水越さんのスタジオで合わせ兼レッスンがあるのですが、彼女は都合が悪くて1度しかできないらしく、うちに来て頂いて合わせる事になったのです。この音楽会は毎年この時期にあって、30組ほどを2人のピアニストで半分ずつ受け持って伴奏します。4月の上旬に楽譜がドサッと送られてきて、毎年の事ながらため息なんぞついたりもしますが(笑)、それぞれ晴れ舞台を精一杯つとめる時のその充実した表情や終わってホッとした笑顔を見ると嬉しくなります。
舞台と言えば、先日高槻市合唱祭にてアンサンブル・ネオナートのミニコンサートに出演しました。歌と伴奏とでお手伝いしたのですが(いやしかし、歌は手伝いになったのだろうか。本番で自分の出来がイマイチだっただけに自信は持てず。スミマセン。)、このグループの人たちは本当にアンサンブルが好きなのだと思いました。そして、人にどう聞こえるのかを考えてちゃんと練習を積んで、当たり前だけど、決して「声がどれだけ大きく出るか」だけで終わったりしません。やもすると「歌ったらスッキリした」みたいな事になっているコーラスも本当にあるのです。人に聴かせるために練習するなら、それではいけませんよね。響きを聴き合って、美しいハーモニーを作る喜びこそが「歌い甲斐」。舞台が終わって客席の方に行くと松浦先生がいらっしゃって、「あなたは歌う姿もなかなかいいねぇ。」と褒めて下さり、かなり嬉しくなってしまいました!本格的に歌う練習してみようかなぁ。


19(水)くもり時々晴れ。生暖かい気温。

午前中にゆきやなぎの練習、その後移動してクッキーコーラスの練習に参加しました。クッキーさんには月一度の割合で練習参加に行っています。
私が参加した練習後にはたいていお茶会があるのですが、今日の主な話題はこの6月に開催するコンサートの諸々です。いよいよ当日の流れ(お花屋さんの手配、受付のお手伝いの方の手配)なども決まり、予定が具体的になってきました。
そして、今日衝撃の事実を知りました。ソプラノの仲間の一人がつい最近亡くなってしまったというのです。まだまだ若い方でしたが、ご病気だったそうです。団員さんたちは彼女が病気である事を知らなかったといいます。私は個人的に特に話をよくした訳ではないけれど、シックな雰囲気でいて行動力のある方という印象を持っていました。2月までは練習に来られていたといいますから、月一度しか行かない私は彼女のいつも通り練習に参加している顔しか覚えていません。でも、実は前々から身体がしんどくてもずっと我慢して日常を過ごしていたのかもしれないし、だとしたら、周りに気づかせなかった彼女はなんて強い人だったのだろうと思うのです。亡くなる何時間か前に、ある団員さん宛に彼女が送ってきた携帯メールを読ませてもらいました。そこには、返事が遅くなってごめんなさい、という事と、私は大丈夫、という事、そしてコンサート頑張れ、というような事が明るい調子で書かれていました。コンサートに大切な意味がひとつ増えました。


20(木)朝は晴れ間が出てたのに、夜は小雨が降りました。ちと寒い。

今日は朝から15時すぎまでクリトメリアの一日練習。5月にお母さんコーラス大会、6月に府の合唱祭にも参加するので、その曲を中心にリサイタルに向けて気合いを入れつつ、身体にしみ込ませるような細かいめの練習でした。
そして、その後にこまくさ&ハイマートジョイント合同ステージの初合わせ(ハイマート単独練習)のために京都大学に移動。ハイマート合唱団とはまだそれほど長くないおつきあいですが、数ヶ月ぶりに会う顔はたしかに懐かしく、彼らの楽しげな表情を見て嬉しくなりました。まだまだたくさんの課題と向き合わないといけない状態ですが、彼らから発信されるものを受け止めていいものを作りたいと思います。貴重な機会を頂いて、伊東先生には本当に感謝です。まだこまくさの団員さんたちとはお目にかかっていませんが、両団合同での初合わせが楽しみになってきました。新しい出会いは緊張がつきものだけれど、そこに同時に幸せも見いだしているからこそ合唱団とのアンサンブルはやめられないのです。若者たちよ!自分から伝えたり何か問いかける事をどうか恐れずに、どんどん発信してきて下さい。そこには必ずエネルギーが生まれます。生き生きとしたエネルギッシュなステージを作ろうではありませんか!


23(日)ヌクい日。くもりっぽかった。

作曲家の高嶋みどりさんに初めてお目にかかりました。印象は「パワフル&エネルギッシュ」。彼女の作品は何度か演奏した事がありますが、そのスケールの大きさは直にお会いして納得。明るい笑顔を持つオシャレな方でした。


27(木)なんだか寒い日でした。

昨日は関混連合同ステージ「青いメッセージ」の初伴奏合わせ、今日は立命館大学のびわこくさつキャンパスで単独ステージ「うたよ!」の合わせ。しかも昨日も今日も午前中はレギュラーの合唱団の練習があったので、12時に練習が終わったら即帰宅して練習して夕方また出かけるというパターンで動きました。その合間にフルートの曲をさらったりして。いやもうテンテコマイです。
ずっと「今現在抱えている曲数」を数えるのが怖かったんですが、ピアノの上と棚に並ぶあまりの楽譜の数に、
「今じゃないと到達できない曲数になってるかも!」
と思い、おそるおそる数えてみました。たとえば、組曲をまとめて1曲とすると抜粋の場合がややこしいので(変なトコロが几帳面なの)、ぜーんぶ細かく1曲と数えてみたらば、100曲超えました。ぎゃー。まぁ、5/4にはそのうちの15曲程が減りますから、期間限定記録(?)ってことでヨロシク。


29(土)みどりの日。お天気はくもり。

映画「明日の記憶」。私の勘ではかなり良さそうです。しばらくバタバタして観に行くのは先になりそうだけど、必ず観に行こうという気持ちになっています。ご興味がおありの方、一度「ほぼ日刊イトイ新聞」というサイトの中の「"明日の記憶"とつきあう」というコーナーをご覧下さい。主人公・佐伯役の渡辺謙さんと糸井重里さんのメールのやりとり、糸井さんと佐伯の妻役で糸井さんの実の奥さんでもある樋口可南子さんとの対談など、読んでしまったらきっと観に行きたくなっちゃうと思います。そのメールのやりとりを読むと、渡辺謙さんが非常にわかりやすい言葉でいろんな気持ちを伝えてらして、ちょっと感激しました。最近ちょっと涙もろいし、映画観たら大泣きするんだろうなぁ。。

翌月(2006年5月)の独り言はこちら

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